アゲハ蝶
こんな想いをしている自分が信じられなかった。
僕は魔族です。
心なんてないはずなんですよ?
それなのに、なんですこれは?
あなたに会うたびに締め付けられる想いは。
最初は会えるだけで良かったんです。
「何しに来たのよ?」
そっけない言葉でしたけど別にそれだけでよかったんです。
なのに・・・・・・・。
会うたびに欲は強くなった。
リナさんを愛してしまった。
そこから僕の世界は変わったんです。
今まで気にもとめてなかったありとあらゆる物の見方。
そして願い。
出来たら僕を愛してください。
そんなことばかりを想うようになったんです、僕は。
からっからの僕の中に沸いた水のような、そんな奇跡のようなあなたの近くにいさせて下さい。
どこにも飛んでいかないでほしいんです。
いつもあなたの傍にあるのは僕でいたい。
あなたが羽を休める場所は僕の傍です。
どうかここで・・・・・・・。
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