月夜にミセラレテ

その日は本当に綺麗な月夜だった。
あたしはほのかな月明かりに誘われるまま外へでた。
そこには幻想的ともいえる風景。



くっきりと浮かび上がる月

ちぎれた雲

湖の水

冷たい空気

あらゆるものが近くに感じられる。
そぉ〜んな女の子らしいことをせぇ〜っかくしてたのによ!?
変なモノが後ろから忍び寄っていた。
「・・・・・・・・・・ふっふっふ、り・ナ・さん♪」
ふぅ〜っと冷たい息が耳にかかった。
ゾワゾワ〜ッ・・・・・・・・
「やめんかぁ、生ゴミ!!」
振り向いて殴りかかろうとして――――ゼロスの腕の中にしっかりと包まれてしまった。
かぁ〜っと顔がほてってくるのが良くわかる。
「ゼロス、はなしなさいってば!!」
「や・で・す♪」
「気持ち悪いから耳元は止めてぇぇぇぇ!!」
こんなに静かで綺麗な場所ににつかない悲鳴。
だけどそんなことにかまってられないって・・・・。
乙女の貞操のピンチなのよ??
この生ゴミ魔族、実はあたしのファーストキスを奪っていたりする。
セカンドまでとられてたまるか!!
一応女の子だし、大事なのよ!そういうのは!!
「う〜ん、リナさん。離してもいいですけど驚かないでくださいね」
「何に?」
「いやぁ、ナニに驚かないで欲しいんです。これは仕方のないことなので」
「は?だから何よ?」
「ナニです」
「何?」
「そう、ナニ」
わからないままここでようやくゼロスの手が離れた。
好奇心と期待で胸をはずませつつ振り返ってみると・・・・・・。
「えへ♪」
マントをぴろっとめくって腰に手をあて、腰を前に突き出した。
そこには・・・・・・・・・ナニが・・・・・ナニが・・・・・。
思わずさぁーっと血の気がひいた。
そらしたいけどそらせない。
初めて見るナニに驚いたのか恥ずかしいのかよくわからない感情が生まれる。
とりあえず、とりあえずだけどあたしは叫んだ。
「あんたでべそだったのぉ〜!!!!!?」
「ゼラス様におしおきされてこうなったんですぅ・・・・・・・・・・」
服に収まりきらないくらいのへそが見事に生えている。
しかしまぁ、なんでこんなもんを・・・。
あたしのロマンチックな夜は無残に壊された。
でべそを月夜に見せられて・・・。

あぁ〜あ、あなたも見ちゃいましたねゼロスのでべそ・・・・・・・。
ちょっときにいってたりするので続編を書くかも♪
ゼロスのでべそシリーズで投稿小説とか募集してみるのも面白そう、くっくっく。