Days
さよならね
もう二度と会えない場所へ行ったのね
永遠の別れの冷たさを受け止められずに・・・・
聞かせてほしかった
嘘でかまわないから
あたしはあなたに確かに愛されていたって
たった一度でいいから
窓からの強い日差しであたしはおきた。
なんか悲しい夢を見てたのを覚えてる。
頬に手を当てると目の下に涙の後があったから。
「・・・・なんだっけ?」
ふと、何気なく考えて後悔した。
夢じゃないことを思い出したから・・・・・。
「死んじゃったんだっけ・・・・・いや、消滅かあいつは」
紫の瞳をたまにしか見せてくれないし、抱きしめてくれたってちっとも暖かくないし、優しくなんかなかったし、最後の最後まであたしを抱いてはくれなかったような奴。
そんな奴だけど、あたしには一番だったのに・・・・。
魔族だろうと関係なかったのに・・・・。
ようやく最後の最後にかなえてくれたのは冷たく弱弱しいキスだけ。
ほんの一瞬だけ唇が触れただけのキス。
ようやく言葉がもらえると思ったのに・・・・。
ようやく伝えたのに・・・・。
外を見るとあたしの代わりに空がないていた。
「・・・・・雨か、うっとおしいな」
あいつもそんな事いってたっけ。
あのときはあたしはたしかたまにはいいじゃないとか何とか言ったっけ。
今はそんな風に思えない。
うっとおしいね、ゼロス。
季節だってもう変わったのにね。
なんか夢の続きみたい。
泣く事だって出来てない・・・・。
さよならね
最後の言葉さえ届かない
別れの冷たさを嫌ってほど思い知らされる
聞かせてほしかった
嘘でかまわないから
過ごしたあの日々を悔やんだりしてなかったって
たった一度でいいから・・・
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