くらげ 喘ぐ
「リ〜ナッ♪」
満面の笑みでこっちを向いた。
あたしは少したじろぐ。
「な、なによ?」
「夢じゃないよな」
「ま・・・まあね」
するとガウリイは再び満面の笑みを・・・っていうより、にやけた。
そう、にやけるって言う方がぴったりくるわ。
だっておかしいって、これは。
起きるなりこれよ?
おかしいじゃない?
「・・・くふふふふふっ・・・・」
ぞくっ・・・
もしかしていっちゃった??
「・・・・・ふふっ・・・・・けへへ・・・・」
ぞくぞくっ・・・・
まずいだろう、『けへへ』は・・・。
『はっはっは』でもやだけどさぁ。
にげよっかな?
そ〜っとベットから抜けようと片足を出して、方向を変えた。
後はもう片方の足を出して・・・・・。
ぐいっ!
「どこいくんだよ」
「え?おなかすいたし、顔洗いたいなーって」
「やだ」
「やだじゃないでしょうが・・・・・」
「おはようのチュウしてないぞ」
ずべっ!!
勢いよくベットから落ちそうになったところを、ガウリイに引っ張られて助かったものの、行き先は予想通りガウリイの腕の中。
「朝から甘えん坊だな、リナは♪」
仕方ないなあと言わんばかりの声で言ってくれているが・・・・。
それはあんただろう・・・・・。
こうなったガウリイ相手に、反撃の余地はなかった。
覚悟を決めるあたし。
「ガウリイ」
「ん?」
チュウ♪
「おはよう」
「おはよ、リナ〜!!!」
こうして再びベットに引きずりこまれたあたしは思う。
どこがおはようなのよ・・・・・。
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