あつあつ
<後編>
「本当に何言ってもいいんだな?」
「うん、どんなに恥ずかしい事でも今日は我慢してあげる」
隣で青ざめているゼロスを無視して2人はみつめあう。
ガウリイがリナ顔に手を伸ばして、にっこりと微笑んだ。
「好きだよ、リナ」
限りなく優しい声でささやくガウリイ。
ぞくぞく〜っ
ゼロスは体中に鳥肌が立ったのを感じた。めまいや吐き気もする。
「ガウリイ、ほんとにあたしの事好き?」
少しうつむいて、そおっと頬にあるガウリイの手に自分の手を重ねる。
ガウリイは残った方の手でリナのあごをくいっと上に向けた。
「当たり前だろ、リナが一番だよ」
リナは顔を赤くしながらも、逃げ出さずにガウリイの目を見る。
今にもキスしそうな雰囲気にゼロスは更に寒気がする。
めまいと吐き気もひどくなってくる。
「・・・も、もう帰ってもいいですか?・・・・・・これ以上は・・・だ・・め」
「まだよ♪さあ、アメリア達も固まってないで手伝いなさい!!」
「・・・・はっ!!いけない!!私ったらリナさん達を見て固まってしまったのね!!!」
リナに起こされて、や〜っと目が覚めたようだ。
一方、ゼル君はまだ固まっている。
「リナ、もうそろそろいいんじゃないかぁ?続きは2人っきりの時の方がいいし・・・・・・」
「な、なにいってるのよ!!で、でも、もうそろそろ仕上げに行きますか」
リナはすでに意識を失っているゼロスに活を入れて起こした。
ゼロスはしばらくぼ〜っとしていたが、すぐに意識は戻った。
意識が戻り、おびえた顔のゼロスにリナはに〜〜〜〜〜っこりと笑った・・・・・・・。
(ま、まずいです・・・・・・・。このままだと、僕滅ぼされちゃいますよ・・・・・・・)
背中に一筋の汗がつ〜っと流れる。
「さあ、私に続いてガウリイ・ゼル・アメリアの順で生への賛歌よ!!!!」
さぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ
またまたゼロスの顔は青ざめた・・・・・・。
「ああ、なんて人生ってすばらしいの〜♪」
「それは愛があるからさ〜、愛ってすばらしい〜♪」
「そう〜、生きとし生ける者にとってそれは必要さ〜♪」
フィナーレ、アメリア〜〜〜!!!!
「ああ!!!生きてるってすばらしいわ〜〜〜〜♪」
「・・はうっ!!!・・・・・ぐぁ〜〜〜〜〜〜っ!!!!!」
バタンッ
とうとうゼロスは倒れた。
四人は暑さも忘れて、満足そうに眺める。
「ちょうど日も落ちてきた事だし、出発よ!!」
「おう!!」
「はい!!」
「まあ、こんなもんだろう」
またあたし達の新たな旅が始まる。
その旅の途中には数々の困難が待ち受けているだろう。
しかし、愛があれば大丈夫!!
なんたって最強の愛だもん♪
|