フィブリゾ君 飴玉大逆襲!!

お茶会の後、フィブリゾはちびゼロスにすっかり忘れられてしまった飴を持ちグラウシェラーの所に向かった。
「ふん、ゼロスの奴すっかりこの飴を忘れるなんて。僕はゆるさないからな」
やつあたりをするためだけに行くのだろうか。
さっきから一人でぶつぶつと文句ばかり言っている。

「グラウシェラー!ちょっと君の部下を貸してくれ」
フィブリゾは着くといきなりそう言った。
本人は真面目な顔で言っているつもりだが、すねた子供のような顔をしている。
「おもしろくない事でもあったのか?そんなすねた顔するなんて、よっぽどだろう」
「関係ない!それより早く君の部下を貸してよ」
グラウシェラーに子供扱いされて更にすねる。
「悪いがこれから部下達とでかけるのだ。貸してやりたいのはやまやまなんが・・・・」
今日は年に一度の社内旅行の日だった。
計画したのはシェーラだが、グラウシェラーも結構乗り気であった。
「一人くらい貸してくれたっていいじゃないか〜!」
フィブリゾがだだをこね始めると、ゼラスがいきなり現れた。
「フィブリゾ君たら、こんな所にいたのね。よそのおうちで迷惑かけちゃだめよ。さあ、おうちにかえりましょう」
ゼラスはそう言うと、フィブリゾを小脇に抱えて消えてしまった。
「・・・・・・・何だったのだろう?」
残されたグラウシェラーは首をかしげる。
こうしてフィブリゾの逆襲は失敗に終わった。
フィブリゾが持っていた例の飴は、あとでちびゼロスがきっちりと処分したそうだ。
しかし、ちびゼロスが元に戻ったかどうかはさだかではない・・・・・・・。


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