本当は・・・
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リナはまだ外をぼ〜っと見つめている。
もう1時間は経っているだろう。
手も顔も冷えきっていた。
しかし、不思議と寒さや喉の渇きは感じない。
感じるのは寂しさだけ・・・・・・。
「こんなのあたしには似合わないわよね」
リナはちいさくぼやく。
「寂しいなんて・・・・・いまさら・・・・」
声が少し震えている。
今にも泣きそうな顔をして。
「・・もう・・・会えないのに・・・・・」
知らず知らずにうちに右手を握りしめていた。
瞳は少し潤んでいる。
人前では泣きたくなかった。
人がいなくても泣きたくなかった。
そんなの自分には似合わないと思っているから。
何事にも負けたくないから。
後悔なんてしたくないから。
「・・本・・当は・・本当は・・・あんたと一緒に・・・いたかったよぉ・・ガウ・・リイ・・・」
リナの瞳から涙が溢れ出す────
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