「さて、リナさん。先に僕が出なきゃいけませんのでそれまでこの控え室に入っててください」
あれから歩くこと数分。
いかにもキーッとかいいそうなドアの前でリナの手は放された。
急に体温が離れて少しだけぶるっと寒気が襲う。
「身震いなんかして、寒いですか?」
「この格好じゃねぇ」
自分のドレスをぴらっと持ち上げて苦笑いする。
つられてゼロスも苦笑いしながら頷いた。
「そうですね、でもすぐに出番ですからね。呼ばれるまで中であったまっててください、それじゃ」
言うなり、返事も待たずにいってしまうゼロス。
少しだけ不安と寂しさに襲われる。
が、それにはかまわずその部屋のドアを開けた。
「くらっ!」
電気がついていないその部屋は真っ暗で何も見えなかった。
その部屋にうごめく怪しい気配にも気づいていない。
リナの周りにはすでにいくつもの怪しげな気配があった。
そんなことも知らずに、後ろで勝手にしまってしまったドアにびくりと一度だけ体を震わせてスイッチを捜す。
「たぶんこの辺に・・・・」
ドアの近くの壁を手探りで触る。
そのときつめの先にちょんっとなにかがあたった。
「あ、あったあった?」
スイッチかと思ったそれはもう一度触ろうとすると消えていた。
代わりに足元にぼとんっと何かが落ちた音が・・・・。
「がびょうかなぁ」
仕方なくもう少しおくまでスイッチを探す。
再びつめの先にこつんっと当たるものが。
もう少し指を伸ばすと四角いそれに、安堵してゆっくりおした。

ぴかっ

急に明るくなった部屋はぼやけてしか見えず、仕方なくそのまま少し進む。
だんだんと慣れたきた目にあるモノがはいった。
一瞬理解できない光景。
頭で理会するまでに数秒・・・・・。
そこに広がる光景に、リナは声にならない悲鳴をあげた。


さ〜って、とうとうあるモノがリナを襲います。
かなりリナは大変なめにあってしまいます・・・・。
ふふふふふっ(*'ー'*)ふふっ♪