ピクニック日和
すみきった青空。
程よく流れていく雲。
そして涼しい風。
今日はまさにピクニック日和♪
リナはお弁当を作り、ゼロスを誘って小川に来た。
最初はいやそうな顔をしていたゼロスだが、リナのお弁当が食べれるという事で仕方なくついてきた。
が、実は仕方なくではなく一緒に来たかったらしい(笑)
リナのお弁当はゼロスを十分に満足させるものだった。
普段魔族は負の感情ばかり食べているが、たまには人間の食べ物も食べる。
しかも以外と魔族は味にうるさいらしい・・・・・。
魔族の中でもゼロスは特にうるさいとか・・・・・・・・。
もちろん、リナの作ったものに文句をつける気は最初からない。
どんなにまずくても文句は言わないつもりだったが、そんな必要はなかった。
はっきりいってどこの店よりおいしかったとゼロスは思う。
ひとしきり食べ終わった後、リナは川においしそうな魚がいる事に気がついた。
「ねぇ、魚とらない?とるわよね!」
すごい顔をしてゼロスに迫っていくリナ。
「い、いやぁ魚とりは苦手でして・・・・・」
「教えてあげるわよ。行くわよね!!」
リナは更に迫る。
「はは、服が濡れるのイヤですし・・・・・・」
「い〜く〜わ〜よ〜ね〜?」
「はっはっはっはっは!(意味なし・・・・)」
「ふん、もういいわよ!」
むくれたリナは、一人で魚とりをすることにした。
ゼロスは、しばらく小川ではしゃいでいるリナを見つめていた。
すると、自分の口元が緩んでいる事に気がつく。
「くすっ、これでも魔族なんですけどねぇ・・・・・・・」
思わず苦笑いをする。
「どーしたの?ゼロス」
一人で笑っているゼロスを不信に思ったリナが戻ってきた。
そのままゼロスの隣まで来ると、そこに寝そべった。
「こんな所で寝たら風邪をひきますよ?」
「・・・ん、大丈夫・・・・」
「どこが大丈夫なんだか、もう半分寝てるじゃないですか」
返事は返ってこない。もう寝てしまったようだ。
「リナさ〜ん、起きてくださいよ〜。リナさ〜ん?」
呼びかけても全く起きない。
「リナさ〜ん、起きないと襲っちゃいますよぉ?」
しかし、リナはやっぱりまだ起きない。
ゼロスはにやっと笑うと・・・・・・・・・・・・。
その後何があったかは誰も知らない。
ゼロスは決して誰にも言わなかった。
言ったら、リナに殺されるとか・・・・・・・・・・。
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