三世の章〜現世〜

「・・・・なんでこうなったのよ」
「あなたは人間だから」
「何を怒ってるわけ?それはこっちよこっち!!」
「・・・・・僕の願いを聞いてはくれなかったから」
「あたしは!あたしはあなたを愛した!ゼロスだって想ってくれたじゃない」
「でもダメなんです」
「なんなのよ?種が違うから?そんなことなの?」
「あなたは何であってもいいんです。ただ・・・」
「ただ?」
「全てを守れる力を」
「今のあたしじゃ弱いっていいたいの・・・・?」
「いいえ、強いですよ。でも全ては守れない、だから」
「だから殺すのね?」
「次こそは・・・」
「そうね、あなたのその鎖を引きちぎる力を持つわ」
「待ってます、リナさん・・・・・・・・・・・おやすみなさい」
前に見たことがあるような、激しい光が両手から放たれた。
「・・・・・・・・・・っ・・・・・・・ぐはっ・・・・・・・・・また、ね?」

再び魂は迷う。
彼は彼女を求めて。
彼女は力を求めて―――。