ど〜るす はぷにんぐ
人形はおせっかい!?〜遊ばれる朝〜
「・・・・・・あなた、ガウリイじゃないわね?」
さっきまでじたばたしていたリナがいきなり静かになったと思ったら、あいつに向かってそういった。
おぉ!!リナえらい!!よくわかったな!!
「ふ〜ん、ってことは俺様の事を知っていたのはおまえの方だったのか」
べつに驚いた様子もなく答えるあいつ。
一体なんの話をしているんだ??
リナの知り合いかなぁ・・・・・・・・って、んなわけないか。
「えぇ、『ドールズホテル』におせっかいな人形がいるっていう情報を知り合いから聞いたのよ」
「おせっかい?誰だよそんなことを言ったのは。俺様は客をくっつけてやろうとしてるだけなのに」
「それがおせっかいなの」
「へぇ〜、それじゃあおまえはなんで俺様のところに来たんだよ?」
「あんたを売りさばくためよ♪」
ん〜、話がよくわからないんだけど・・・・・・・・。
とりあえずリナはあいつを知っているようだな。
あれがのっとられるのもわかってた事なのか?
そんなことより早くリナの上からどいて欲しいんだが・・・・・・・・。
「・・くすくすっ・・・それだけじゃないんだろう?」
「それだけに決まってるじゃない、あるとすれば好奇心だけ」
「俺様のことどれくらい知ってる?」
「おせっかいをやくってことだけ」
「人をのっとるのも知ってただろ?」
「まぁ、ね・・・ガウリイには言わないでよ。あいつたぶん怒るから」
なにぃぃぃぃい!?リナ、おまえ知ってたのか?
絶対にあとで怒る!!今後1ヶ月盗賊いじめは絶対に行かせない!!
夕飯もおごらせてやる〜〜〜〜〜〜!!
「くすくすっ、俺様が言わなくてもばれるとおもうがな」
「なんでよ?」
「ここにいるから」
あ、リナの体が硬直してる。
もしかして俺がいることまでは知らなかったのか・・・・・・・・・。
「ほら、こいつだよ。おまえのガウリイは」
ここでようやく俺は布団から出ることが出来た。
あいつに右手を握られ、ぶら下がっているような状態で・・・・。
目の前には引きつった表情のリナ。
顔の前に両手で握りこぶしを作ってぴくつきながら笑っている。
「あら〜、ガウリイ♪こんなところにいたな・ん・て 」
な・ん・てじゃなぁぁぁい!!
今度という今度は怒るからな!!
元に戻ったら覚悟しておけよ!!
「くくっ、元に戻ったら覚悟しておけって言ってるぞ」
「あはは、きっと忘れるわよガウリイなら♪」
「どうだかねぇ〜?」
「で、いつになったら元に戻してくれるのよ」
「あ、忘れてた。元に戻るにはおまえの協力が必要なんだ」
「協力?」
なんか嫌な予感がする・・・・・・・。
リナも思いっきり怪訝そうな顔してるし。
「そ、昔から元に戻るにはお姫様のキスっていうだろ?」
・・・・・・やっぱり・・・・・・嫌な予感はしたんだよ・・・・・。
「キ・・・ス・・・・?」
「キス♪」
あ〜あ、またリナが硬直してるよ。
で、どっちにキスなんだ?
おれか?あいつか??
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