ど〜るす はぷにんぐ
それは秘密!?〜くらげ眠気におそわれる〜

「実は・・・・・」
――――ポンッ♪
いきなりいい音共に何かが現れた!?
「そこまでにしてくださいね〜」
「うわっ、おまえは!!」
「あ・・・あなたは・・・・」
「は〜い、謎のプリーストゼロスです♪」
お、ゼロス??なんでまたこんなところに・・・・・。
『なにぃぃぃぃい!?あ、さてはあんたの仕業ね!!』
ゼロスの仕業?っていうかあの「ポンッ」って音は一体・・・・・・??
あ〜ぁ、また話がややこしくなるんだろうな。
ねてよっかな、俺。
うん、そうしよう!!眠くなってきたし♪
『・・・・一人で寝るなんて許さないわよ・・・・』
は・・い・・・・・。
リナの声で俺は完璧に目が覚めた。いや・・・だって・・・・ものすご〜く恐かったし・・・。
仕方なくゼロスのほうをぼや〜っと見つめる。
「くすっ、お似合いですよ人形姿♪」
『うっさい!!』
「・・・・なぜ今頃私達の前に姿をあらわしたのですか?」
偽者のリナがゼロスをキッと見据えた。
俺の偽者も偽リナの肩に手なんてまわしつつこくこくと頷いている。
・・・・おい!!それはリナの体だ!!勝手に触るなぁー―――――!!
『それはあたしのセリフだぁぁぁああ!!なんであんたが怒るのよ、くらげ!』
「おやおや、この場はラブラブな空気でいっぱいですねぁ。息が詰まりそうですよ」
『誰がラブラブだ、あほ神官!!』
リナ、ずいぶん怒ってるなぁ。怒ったって仕方ないだろう?人形なんだし。
『怒らずにいられる訳ないでしょうが!!』
少し落ちつけったら、な?
・・・・・・・う〜ん、体を動かせないのは辛いな。
いつもだったらここでリナの頭をクシャッてして落ちつかせるのに。
『しなくていい!!で、ゼ〜ロスく〜ん♪』
「なんですか?」
いつも通りの人のよさそうな笑みで答えるゼロス。
それって今のリナには、神経を逆なでするだけだと思うぞ?
『そのと〜り!あんたへらへらしてないでさっさときりきり白状なさい!!』
「へらへら?・・・・・・仕方ないですねぇ」
ゼロスの笑みがふっと消えて、両の瞳が静かに開かれた。
奥に覗くのは紫の狂気の光とどこまでも落ちそうな闇。

まずいな・・・・・・

俺は直感だが確実にまずいと思った。
ぶわっ―――――
ゼロスを中心に広がる瘴気。その瘴気にあてられて俺は胸がつぶれるように苦しくなる。
リナ、大丈夫か!!
『・・・なんとか、ね・・・・これくらいなら平気よ』
そうは言うものの、リナの声は強がりにしか聞こえない。

やっぱりまずいな、この状況は・・・・・・・


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