ど〜るす はぷにんぐ
やっぱりね〜くらげパワー爆発・・・〜

・・・・・・・にこっ・・・・
不意にゼロスが瞳を開いたまま笑った。唇を吊り上げて。
しかし瞳の奥は笑っていないので迫力が増す。
なんとも気味の悪い笑み、それでいてどこか魅了されずにはいられない笑み。
なぜかゼロスが心から嬉しそうに笑っている様にも見える。
きっとこれがゼロスの本来の笑い方なのだろう、魔族としての・・・・・。
「いやぁ、実を言うとあなた方が役に立つなんて思ってなかったんですよ」
ゼロスが1歩踏み出す。
「単なる暇潰しとして人形で遊んでいただけなんですけどねぇ」
また1歩――
「しかもあなた達を作ったのはリナさんたちに会う数年前のことですし・・・・」
また1歩――
「飽きたから処分しようと思ってた矢先にこんな事になるなんて♪」
また1歩――
―――――――ぶわっ!!――――
「うっ・・・わぁ!!」
ばん!!・・・・・・・ごきっ・・・・・
偽ガウリイが壁にたたきつけられた。鈍い音はおそらく・・・・・折れたのだろう。
しかし偽リナの方には全く被害が及んでいない。
「ご褒美に生かしておいてさし上げましょう」
「なんて事をするのですか!!」
「いいんですよ、役に立つのはあなただけですから。それに殺したわけでもないじゃないですか」
そういうと、ゼロスはすっと右手を差し伸べた。
偽リナはビクっと震えてあとずさる。
「さぁ、こちらへいらっしゃい」
『ちょっと!!勝手な事しないでくれる?それはあたしの体よ』
「今のリナさんには用はありません。黙っていられないのならそれなりの事をさせて頂きますよ」
『はぁ?なに言ってるのあんたは』
「なにがです?」
『その人に何をさせたがっているか確信は出来ないけど』
「けど?」
『どうせあたしに頼んでもやらない事をその人にやらせようとしているわけでしょう?そう、例えば・・・』
すーっとゼロスの瞳が細くなった。
『・・・メガスレイブか!?そんなこと許さないぞ、ゼロス!』
突如加わったガウリイ君だが・・・・・・・・・。
しばしゼロスとリナは硬直。
・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・
『アホくらげ!!それを言うならギガスレイブでしょうが!!』
『えっ!?そうだっけ・・・・・?』
「ほんとにあなたは水をさしてくれますよね・・・・・・・かっこよく決める所だったのに・・・」


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