光輝 揺らぐ

う〜ん、ぽかぽかしてて気持ちい〜。
もうすこしするとガウリイに会った日がくるわね。
今年で5回目の日。この5年いろいろあった。
もちろんいい事ばかりではないけどね・・・・・・・・・・。
でもそんなことより・・・・・そろそろあたしもいい年なんじゃないかなぁ〜なんて思うのよ。
意味ありげな視線を隣を歩くくらげに向けてみる。
すぐに気がついたガウリイはにぱっと笑い。
「ん?腹減ったのか?」
「・・・・・・べっつに〜?」
はぁ、これだもんね。当分先の話かな・・・・・・。
ガウリイの突然の告白から1年が経つけど、そういう話は出たことなし。
昼間は前と変わらない態度だけど、これでも夜は仲良くしているんだけどなぁ〜。
昼間も仲良くすればいいのかとも思うけど、人前でって言うのは恥ずかしいしね・・・・。
「・・・・・・・ふぅ」
「さっきからためいきばっかだなぁ」
「ん〜?なぁ〜んかだるいし、あんたはくらげだからじゃない?」
「風邪か?」
途端に心配顔になる保護者さん。
思わずあたしは苦笑してしまう。
こいつもあいかわらず昼は保護者の顔よね・・・・・・。
「ちがうって、ちょっとだるい感じがするだけ」
「無理はするなよ?」
「はいはいわかってますよ、保護者さん」
・・・・・・・嫌味を込めたのなんか気がつかないよね、こいつじゃ。
あたしとしてはもうあんたが保護者なのは嫌なんだけどな。
「・・・・・・・俺ってまだ保護者?」
「・・・・・・へ?」
「だから、俺ってまだリナの保護者なのか?」
それって・・・・・・それって・・・・・・・・・・もしかして・・・・。
「てっきり便利なアイテムと見られてると思ってたぞ?」
ずべしっ!
何も無いはずの道であたしは見事こけた。
ぶつけた鼻をさすりつつ、こっそりと胸元からスリッパを取り出して・・・・・・
スパー―――――ンッ!!
「このくらげ!」
「いって〜、なにすんだよ」
「変なこというからでしょ!!!」
「・・・・・・・・違うのか?本当に?」
ちがうわよ・・・・・・・な〜んてことは口に出来ず・・・。
「アイテムなんだから口答えしないの!!」
あぁ・・・・・・・あたしって・・・・・・・・・。