光輝 揺らぐ
「だぁぁぁぁぁぁあ!!むかつくむかつくむかつく!!!」
ここは今泊まっている宿屋の一室。
ダブルベットの上で、あたしは一人腹を立てていた。
もちろん昼の1件にである。
「あたしは・・・・・あたしは・・・・・・・・・くらげっ!!!」
ぼふっ!?
ドアに向かって飛んでいった枕が・・・・・・・・・・ガウリイにあたっている。
なんてタイミングの悪いやつ。
あたしのせいじゃないわ、あいつが悪い!!
「・・・・・・・・リナ、枕は投げる物じゃないぞ・・・・・・・?」
自分の顔にあたって落ちた枕を片手に拾い、ベットの端に座る。
「あんたが当たっただけでしょ?」
「・・・・・投げなきゃ当たらなかっただろうが」
「気のせいよ」
「どこがだよ・・・・・・・」
「今あたし機嫌が悪いの、ほっといてよ」
「ふ〜ん、キスもダメ?」
「絶対ダメ」
「どうしても?」
「どうしても」
「・・・・・・・リナ・・・・・・・」
「哀れな声だしてもだめ」
「リナ!」
「怒ってどうするのよ・・・・・」
「り〜な〜♪」
「笑ってどうするって・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・・」
がうりいの手は尽きたらしい。
意外に早かったわね、もうちょっとしつこいと思ったんだけど・・・・ま、いいや。
話すのもなんか腹立つし、ここはやっぱり盗賊いじめよね♪
あたしはなにげな〜くベットから立ちあがって、部屋からでようと―――――
「リナ」
・・・・・・・後ろから声がかかった。やっぱしばれてる?
とりあえず後ろを振り向いて不満そうな顔をしてみる。
「なによ?」
「ん・・・・・やっぱなんでもない」
「・・・??・・・・そ、ならいいわ」
内心どきどきしながら、顔には出さずにそのまま部屋を出た。
廊下にいくつかある窓の1つを全開にあける。
マントは外していたけど、タリスマンはつけっぱなしだしこのままで行こうかな。
「・・・・・・・レイウィング!!」
こうしてあたしは夜の森の中へと入っていった―――――――。
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