光輝 揺らぐ
探し始めてすでに1時間。しかしOUGAはみつかっていなかった。
諦めようとも思ったが、やっぱりあきらめきれずにぐるぐると同じ通りを回っていた。
もちろんその間に何人かに声をかけられたが、返事代わりに呪文をお見舞いしていったらだ〜れも声をかけなくなった。
それどころかリナの姿が見えると店の仲へ皆入ってしまう。
とりあえず身の危険は回避できた様だった。
が!店が見つからない・・・・・・・・。
「・・・・・・はぁ・・・・・・・はぁっ・・・・・・・・・・もうつかれたじゃない!!あのばかのせいで〜!!!ファイアーボール!!」
ちゅど〜んっ!!
今の呪文で生贄となった店は1件つぶれた・・・・・・・・。
「・・・・・がら悪い奴ばっかりだけどしかたないか、聞いてみよっ」
ぐるっとあたりを見渡すが、人はいない。
・・・・・あたりまえだ、呪文が恐くて店に逃げこんでるんだから。
「ん・・・・?誰もいないじゃない!う〜ん、店に入るしかないかぁ・・・・・・やだなぁ・・・・」
ギクッ!!
店の中で外の様子を見ている客たちが一斉に肩を震わせた。
ぱぱっと逃げ道を探し、すぐにでも動ける様に体勢を整える。
あとは、リナがどの店を選ぶかだけ。
(こっちくるなよ・・・・・)
(たのむからあっちの店に行ってくれ)
誰もがそう願った。
そうしてリナに選ばれた不幸な店は・・・・・・・??
「よし!あそこの店にしよっ♪う〜ん、名前はUGAね・・・・・・・・・・・ん??」
店のネオンを見て、リナは違和感を感じた。
UGAという文字の前に不自然にスペースがあいている。まるで1文字抜けてるかのような・・・・・・・・。
「あぁ!!OUGAってあれのこと??Oって文字のところだけが光ってないじゃない・・・・・・・・・・・」
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