僕は君に・・・

「ん〜、なになに?僕は・・・・ってちょっと!!とんないでよ!!」
「〜ん?はじめまして、僕の女神よ。ぷっ、なんだこれ?あなたの輝く瞳、僕をやさしく見つめてくれるそのまなざし・・・・・っておい!思いこんでるぞ、こいつ」
あたしの手から手紙を奪い去ったガウリイは、いちいち手紙に文句を言いつつ、それでも最後まで目を通した。
「・・・・・・・・・・・ふむふむ・・・・僕は君を守るために生まれてきた・・・・・・・やばくないか?これは。僕は君に・・・・へ?ぷっ!はははははははははははっ!!!」
「ちょっと返してよ、ガウリイ!!」
あたしよりかなり背の高いガウリイ相手に奪い返そうとするのは誰がどう考えても無理だった。
もちろんあたしの手はガウリイの持っている手紙に届く事はなく、勢いあまってガウリイの胸に抱きつく形となってしまう。
あぁ!もうなんでこんなに背が高いのよ!!
「おまえさんじゃ届かないよ」
「悪かったわね、なんでもいいから返して」
「・・・・・・こいつに会いに行くのか?」
「関係ないでしょ!!とにかく返して」
ガウリイはいったん考えたあと、なんかいやな予感のする笑みを浮かべて自分のシャツの胸ポケットに入れた。
「こんなやつに合っても時間の無駄だ」
「そんなのわかんないじゃない?」
「い〜や、わかる!やめとけ」
「うるさいわね、さっきざっと読んだから場所ぐらいわかるわ。今から会ってくる」
ガウリイの胸を突き放して、あたしは高らかにそう宣言した。
絶対に会ってやるわ。
いくら幼なじみだからってあたしあてのラブレターを読む事ないじゃない!!
あんたよりかっこいいやつを彼氏にして、見返してやるんだから。
去りぎわに後ろを向いてガウリイに舌を出してやった。
「い〜っだ!!」
バタン!タタタタタタタタタタッ!
「早いなぁ、さすがリナ。・・・・・・・ってそんな事言ってる場合じゃないな、あんなばかなやつにあいつを渡せるかよ」
いつものジーパン姿に、ジャケットを軽くはおってガウリイは車に乗り込んだ。
もちろん告白現場へ直行するために。

「それにしても・・・・・・ぷはっ!はははははは!!思い出すだけで笑えるなぁ。一体どんな告白をするつもりなんだか?あんなんじゃリナはおとせないな、絶対に」
公園へ急ぐ車の中、ガウリイは半分あせり、半分余裕でつぶやいた。

どうでした〜?まだ続きますよぉ!!
あと一回かな?長くてもあと2回でおわリます!!
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