あつあつ

<前編>

にくったらしいほど太陽が輝いている。
そしてありがた迷惑な蝉さん達のだ〜〜〜〜〜〜〜〜〜い合唱!
その上とめどなく流れる汗でべっとりとくっつく服。
・・・・・・・・・・・あつい。

あついあついあついあついあつ〜い!!!

頭の中は全員一致であついの一文字だった・・・・・・・。
この時はさすがのアメリアも正義の文字は頭にないらしい。
目つきが悪人そのものになっている。
リナは悪人を通り越して、いっちゃってたりする・・・・・。
ガウリイはリナの隣で溶けきっている。
ゼルは元から目つきが悪いので特に変わらない。
ただし、外見だけ・・・・・・・・。
ものすご〜いオーラを放っているのは気のせいではなかろう。
4人は、別に炎天下の中外に突っ立っているわけではない。
とりあえず日陰になっている部屋の中にいるのだ。
が、一部屋に4人もいればあつくなるのも当たり前。
なぜ一部屋に4人でいるのかはあえてふせておく。
・・・・・・・・理由を聞きたい?
ふふっ、そのうちね(妖笑)
4人は少しでもあつさをしのごうと、さっきから沈黙している。
その沈黙を破ってはいけないというのは暗黙の了解というやつである。
決して誰も話そうとはしない。
ただただ夜を待つだけ・・・・・・・・。
が、その沈黙は今一番会いたくない奴によって破られた。
「おや、みなさんおそろいで。いやぁ、いい天気ですねぇ♪」
そう、あつさなんて関係ない男。
いや、生ゴミ。
こいつの名は・・・・・・・・・・・。