一方そのころ、「あの部屋」では・・・・。
一人の青年が両手に手袋をはめてとある準備を行っていた。
さらっさらの青みがかった肩までの髪に挑戦的な瞳。
どこか幼さを残したその顔。
「ちっ・・・・なんで僕がこんなものを触らなきゃいけないんだ」
舌打ちする姿さえ美しい。
彼はゼロスの父違いの兄にあたるフィブリゾ。
ちなみにゼラスとゼロスの両親は一緒である。
ゼラスの弟でゼロスの兄。
その微妙な環境で育ったからか少しだけ性格が歪んでいたりもする。
「・・・・計画とやらを壊そうかなぁ、つまんないし」
しかしそこはゼロスと同じ、姉に絶対服従な弟。
そんなこと出来はしなかった・・・・。
そんなことをしたら・・・・・待つのは死あるのみ。
小さなころから体に叩き込まれた恐怖。
フィブリゾは同じ境遇にあるゼロスを同情した。
ゼロスも今、計画成功のため忙しいのだろう。
「お母様もなんで反対してくださらないんだか・・・・」
かわいそうなフィブリゾとゼロスは、お母様であるナイトメアが面白半分で言い出したのが発端であるなんて事は知らない。
ぶつぶつと言いながらも作業は順調に進んだ。
例のものがいたるところにセットさせている。
「はぁ・・・・・きもちわる」
げんなりした様子でそう呟くと、作業を終えたフィブリゾは部屋を出た。


「ふふふっ、フィブリゾも今日はがんばってくれたわね♪」
モニターを見ながら呟く女性が一人。
透き通るような金髪に神々しいばかりの金の瞳。
彼女は思い通りに整えられた部屋をチェックして笑みをこぼした。


なんでだ???どうしてこんなに登場人物が???
なぜかフィブリゾやらL様やら・・・。
こうなったらグラウシェラーとシェーラもだすのか!?
自分でも先が見えなくなってきたぞ・・・・。
一応話の筋は決まってますのでご安心を!
泥舟に乗ったつもりで♪