ルナ姉ちゃん 飴玉大追跡
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ゼフィーリアには有名なレストランがある。
有名と言っても、通の人しか知らないレストランだ。
よく王族なんかもお忍びでやって来たりする。
このレストランがここまで有名になったのはある女性のおかげだった。
そう、あのルナ=インバースである。
今更かもしれないが、リナ=インバースの姉だ。
しかし、妹とは違い礼儀正しく愛想がよく何でもこなす彼女は「破壊の帝王」などと恐れられてはいない。
実際はリナが恐れるほどの強さなのだが・・・・・・・・。
今日もルナはきりきりと働いていた。
料理を作って注文を聞いて勘定をして・・・・と大忙しである。
が、営業スマイルは忘れない!
そんな時にふとお客さんの声が聞こえてきた。
この店で大きな声で話す客なんて珍しい。
途切れ途切れに聞こえてくる声に、ルナは気になりながらも仕事を続ける。
「なぁ、リナ=イン・・・・知ってるよなぁ。おれの・・・・・がさぁ〜、・・・・・・で」
ピキッ
ルナの営業スマイルにひびが入った。
口元が少し引きつっている。
(また何かしでかしたのかしら・・・・・)
ルナは内心ため息をつきながら、耳をすませる。
「・・・で、そいつによるとめちゃくちゃ・・・・・・・らしいぞ」
「え?リナ=インバー・・・・・ぺちゃぱいのがきの姿をしたば〜さん・・・・・・の時だって」
まだよく聞こえないのでさりげなく近づいた。
話しているお客の隣のテーブルを片付けるふりをする。
「いや、それがさ。どうやら誰もが認める絶世の美女らしいぞ」
どんがらがっしゃ〜ん!!!
ルナはおもいっきりこけてしまった。
その拍子にお盆やお皿も落ちて大変な事になっている。
「どうしたんだ、ルナ君。具合でも悪いのかい?」
騒ぎを聞きつけてオーナーが心配そうに駆け寄ってきた。
「は、はい。ちょっとめまいが・・・・・・・」
「それは大変だ!今日はもう帰っていいからゆっくり休みなさい」
オーナーは自ら片付け始めた。なかなか良いオーナーだ。
ルナはここはオーナーに任せてとりあえず家に帰ることにした。
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