ルナ姉ちゃん 飴玉大追跡
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「はぁ・・・・・」
ルナは自分お部屋に入るなり大きくため息をついた。
今日店で聞いた話にショックを受けたようだ。
「あの子が絶世の美女・・・・?」
ふと、家を出たときのリナの姿を思い描いてみる。
自分と同じつややかな栗色の髪。
ところどころはねていて、そこがまたかわいい。
そして、大きくて紅い瞳。
華奢な体つき。
確かにかわいい方ではある。
・・・・・・・が、まだ少女のはず!!
店の客は「美女」と言った。
美少女と言われる事はあっても美女と言われる事はないと思うのだが・・・・・・。
「ここ3,4年かで成長したのかしら?」
確かに一気に成長する歳ではある。
しかし、リナの顔は歳より幼く見える。
黙って大人しくして、ドレスでも着せればなんとかなるのかもしれない。
「う〜ん、そんなもの大人しく着てるわけないし・・・・・・」
さすがのルナでもわからなかった。
「仕方ない、見に行きましょう!!おもしろそうだし♪」
ルナは適当に武装すると、いつもの剣を腰に提げた。
一応心配させるといけないので机の上に手紙を残しておく。
『ちょっと出かけてきます』
手紙にはたったの一言・・・・・・。
ルナらしいと言うかなんと言うか・・・・・・。
これでもルナの両親はわかってくれるのであろう。
常日頃の行いのおかげとしか言いようがない。
「さてと、準備はこんなものよね。・・・・・・翔封界!!」
勢いよく窓から飛び去るルナ。
呪文のせいで部屋の中がちょっぴしちらかってしまっている・・・・・。
(まあ、ちょっとだし、いいわよね)
ルナは風を操りながらもう一つ呪文を唱えた。
小さい頃リナにかけた、迷子になった時に便利な呪文。
(まさかこんなところで役立つとはね)
くすっと小さく笑うと、体全体の力を澄ましてリナの波動を探す。
───ピイン!!──
東の方向で何か引っかかるものを感じた。
(東ね、リナは。・・・・結構遠いわねぇ。二日ってとこかしら)
ルナは先を急いだ。
「くしゅん!!ん?なんだろう、なんか寒気が・・・・・」
「風邪ひいたのか?じゃあ、今日は一緒に寝よう。あっためてやるよ♪」
「ふざけるなぁぁあああ!!!」
平和なやつらである・・・・・・・。
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